11月8日~10日、今年は4名の生徒さんを受け入れ、例年どおり約40㎝のミニゆかたを製作してもらいました。
担当された男性の先生は、ほんとうに仕上げることが出来るのかとても心配されていましたが、最終日の午後、出来上がったかわいいきものを見て生徒さんたち以上に感動されていました。
奈良で和服のお仕立て・お直しなら森和裁工房(奈良県磯城郡田原本町)
きものを楽しむ初めの一歩として最適なアイテムがゆかたです。
仕立て上がりのゆかたも安価なものから上質なものまで数多く販売されるようになりました。
思い立ったらすぐに着用できるのがいいですね。
でも、表示サイズが大まかですので購入する時に注意しましょう。
ご自分の身丈に合っていないと着付けにも手間どりすっきりと着こなせません。
ゆかたの身丈なおしは、2,000円で承っていますのでお気軽にお問い合わせください。
布に張りをもたせ「縫う」「くける」の作業を補助してくれる和裁の道具です。
和裁に限らず手縫いには必要な道具で、小学校で購入する裁縫箱にも入っていたのですが、意識の薄れからか、購入代金等の理由からか、何時の間にか裁縫箱から消えてしまいました。残念なことです。
くけ台は、座布団の下に敷いて使う本格的なものと、テーブルに取り付けて使う机上くけ台があります。
布をはさむ蛙みたいな形をした金属製のものを掛け針といいます。
この名前って何?と思いませんか。針ってどこにもありませんから。
実は金属製の便利なものが出来る以前は、写真のように、くけ台には輪にした紐を付けて置き、布にさした針に引っ掛けて使っていたからです。