十三参りの着物

4月13日は十三参りの行事が行われます。(周辺の土日を含む)

これは数えで13歳になった時に厄を払い、知恵を授けていただけるように虚空蔵菩薩さまにお参りするというものです。

京都嵐山の法輪寺が有名ですが、奈良でも弘仁寺(奈良市虚空蔵町46)で行われます。

この年齢になると本裁ち(大人用の着物の仕立て方のこと)に肩あげをして着用します。まだ成人ではない、あどけなさを表すという意味も含んでいます。

しかし、現在では体格も良くなっていますので、裄がぴったりな場合は柔軟に対応すると良いでしょう。

十代の方には着物の格やしきたりをあまり気にせず、気軽に着物デビューをしてほしいと思います。