庭間建築の装飾(2)

州浜(すはま)文様

京都御苑内の拾翠亭(しょうすいてい)は九條池と呼ばれる園池を望むように建っています。

池のほとりにある腰掛待合いの板壁には、水辺の様子を表した州浜文様の装飾が施されています。

丁子も州浜も平安時代には確立されていた文様で、着物の文様としては勿論のこと、様々な分野で現在でも私たちの身近にあります。

 

菓子鉢