かわいい「鬼滅の刃」の衣装!!

当工房スタッフ(和裁士)の作品です。

ダッフィーのサイズに合わせて鬼滅の刃の衣装を仕立てました。

足元はシッカリと旅支度をしています。

日本の伝統的な文様が人気になっているのも良い事ですね。

市松文様・・・江戸時代の役者、佐野川市松が愛用していたことからこの名が付きました。

麻の葉文様・・・幾何学文様ですが、植物の麻の葉に似ているので、この名が付きました。

 

11月15日は七五三の日!!

三歳男女、五歳男児、七歳女児のこれまでの無事な成長に感謝し、これからの健やかな成長を願う行事です。

今年も初着からのお直しや肩・身あげのご依頼をたくさん受けました。

お子様も一緒に当工房まで来てもらうのですが「着物でお参りするために着物の先生の所へ行くのよ」といわれているのかな?みんな素直にお袖に手を通して寸法を測らせてくれます。

人生の節目のハレの日は大切にしていきたいですね。

天候にも恵まれ各地の神社では「七五三参り」のご家族連れを多く見かけました。

「8314」

先日、最寄りの近鉄西田原本駅に行くと当工房の電話番号と同じ車両が停車していました。

撮り鉄女子ではありませんが、思わず写真を撮りました。

何だか嬉しいものですね。

 

「お月見」と「紋」

今年の中秋の名月は10月1日です。

各地で催される観月会も自粛される所が多いようですので「おうちでお月見」を楽しみましょう。

着物で出かけたい行事やイベントは早く元に戻ってほしいですね。

古くから信仰や農耕の暦(こよみ)としての月、縁起の良い目出度い動物としての兎、このような紋を持つ家があります。

公家装束(くげしょうそく)

奈良県立美術館では「みやびの色と意匠」のテーマで公家装束の美を展示しています。

平安時代になるとそれまでの唐風の文化から日本独自の美意識が確立されてきます。

身分による色や文様が定められ男性の束帯(そくたい)や女性の十二単が完成されました。

展示品は江戸から昭和にかけて制作されたものです。

これらの装束の文様は現在も格調の高い柄としてきものや帯のデザインに用いられています。

 

青海波(せいかいは)!!

海の波を図案化した伝統的な文様です。

夏のイメージもありますが、このような連続文様は永遠に続くことを意味し「おめでたい縁起の良い文様」として季節を問わず、礼装用の着物にも用いられています。

我が家の愛犬のひんやりマットの柄も青海波を選びました。

被布衿の雨コート!!

和服のコートは日本にやって来た西洋人の服装をヒントに江戸時代に考案され、現在に至っていると思われます。この衿を被布衿(ひふえり)といいます。

若い人向きに流行した時代もありました。

なんとミニ―ちゃんも着用しています。

☆美しいキモノ「きものコート集」98ページ 昭和54年発行 ㈱婦人画報社

☆便箋DC和風ミニ― sun-star (30年程前に購入したものです)

秘密の和裁道具

京都のバス停でかわいい舞妓さんの広告が目に留まり近づいて見ると、とてもおしゃれな牛乳石鹸の広告でした。

我が家もボディシャンプーより石鹸派、いつもこの赤箱を愛用しています。

そして、私にはもう一つの使い方があります。

使って薄く小さくなった石鹸は、もう一度乾燥させると、布に印をつけるチャコに変身します。

布に色が残らず、針の滑りも良いので和裁士にとっては秘密の道具といえます。

チャコとして使うにも赤箱石鹸の練りは最高だと思います。

着物に風を!!

庭のすずらんが可憐な花をつけました。

爽やかな季節になりましたが、外出自粛が求められています。

お天気の良い日には着物に風を通しましょう。

何年もタンスの中でじっと重ねられている着物は気の毒です。

着物を一枚ずつ広げなくてもタンスから出して床に置くだけでも大丈夫です。

仕舞う時は、出した時と順番を替えて重ねましょう。

着物用の防虫剤もこのように着物を入れ替えてから使いましょう。