薄物の羽織

暑い季節でも礼装で出掛ける時や、汚れを防いだり、おしゃれを兼ねた目的で着用する薄物の羽織があると重宝します。

絽、紗、羅など透ける素材は美しさと涼感を引き立てます。

写真は祖父の経絽の羽織を女物に仕立て直したものです。

 

薔薇

京都府立植物園に立ち寄ってみました。

大正13年の開園で、今年は100周年になるそうです。

大きなバラ園は美しく咲く花々と甘い香りに満たされていました。

洋花の代表であるバラですが、着物のモチーフとしても用いられています。

おしゃれな街着にぴったりです。

 

 

  

 

袴を着けた仏像 璉珹寺(れんじょうじ)

天平時代の開基と伝わる小さな古刹です。

普段は非公開ですが、毎年5月には金襴の袴を着けた珍しい秘仏裸形白色阿弥陀如来立像を拝観できます。

その白く美しい女人の姿は、光明皇后がモデルとも云われています。

奈良駅から散策しながら徒歩でも行けます。

是非お出かけください。

特別拝観期間5月1日~31日 朝9時~17時(受付は16時半)

奈良市西紀寺町45

0742-22-4887

写真は公式ホームページhttps://renjoji.or.jp/より

 

祝 黄綬褒章!!

私の所属している大阪和服縫製協同組合の副理事長でもある鈴木房子先生が黄綬褒章を受章され、この程祝賀会がありました。この褒章は「業務に精励し、他の人の模範となるものに授与される」とのこと、鈴木先生はまさにその通りの方で、私も親しくさせてもらっていて自分のことの様に嬉しく思っています。

針に感謝・針供養祭

晴天に恵まれた2月8日 大阪天満宮境内、吉備社において針供養祭が行われました。

吉備社は遣唐使として唐に渡り、わが国の工芸技術や文化の発展に貢献 したとされる

朝臣吉備真備公を主神として祀っています。

  

 

 

綿入れ袢天

新年おめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

暖冬とは言っても、やはり厳しい寒さがやってきました。

ちょっと贅沢ですが、大島紬で仕立てた軽くて暖かい綿入れ袢天です。

パネル展

CHRISTMAS FESTIVAL 2023が大和高田市民交流センターで開催され、「手仕事きものクラブ」としての活動を展示して頂きました。

少人数ですが、丸いテーブルを囲んで楽しく縫っています。

 

職場体験!!

4年ぶりに地元中学校の職場体験学習が実施されました。

今年は、ウールの生地で40㎝程の小さな着物を実習してもらいました。

仕上がった着物を生徒さんが持参されたぬいぐるみに着せてみました。

   

学園祭!!

奈良芸術短期大学の学園祭が開催されました。

9月に染織コースの学生さんに仮絵羽の仕立て方を指導しました。

デザイン~染める~仕立てまで、自らの手で仕上げた学生さんたちの着物の展示もありました。

こちらの大学では着物の制作を、本格的に取り組まれています。

お月見!!

9月29日は中秋の名月です。

旧暦8月15日の月のことで、一年でもっとも明るく美しいとされています。

なので、満月とはかぎらないのですが、今年はちょうど満月にあたるそうです。

各地で伝統行事や観月会も再開されます。

着物でお出掛けするのもよし。

ススキを飾り、お団子や里芋をお供えして、お家でゆっくりするもよし。

秋深まる宵にお月様を愛でて、風雅なひとときを過しましょう。